「クラシックに生きる」
それが僕がクラシックラウンジを通してあなたに実現してほしい生き方です。
僕は芸術家的教育者として美学という概念を提唱しています。
そして美学を体現した状態がクラシックに生きるということなのです。
クラシックとは?
ところで、あなたはクラシックと聞いてどんなイメージを持ちますか?
日本ではクラシックは「古典」と訳されるので、「古めかしい」というイメージが一般的かもしれませんね。
しかし僕が言うクラシックは意味が全く違います。
僕にとってクラシックとは、
本質的な原理原則であり、最高の存在である。
…この時点ではまだピンとこないかもしれません。
そこでクラシックを、
-
- 最高の存在
- 本質的な原理原則
と言う2つの意味に分解しながら「クラシックに生きる」とはどういうことかを、お伝えしていきますね。
クラシックとは最高の存在である
クラシック(classic)とは語源を辿っていくとラテン語で「階級」を意味する「class」や、古代ローマ市民階級の最上階級を意味する「classici」という言葉が由来になっていることが分かります。
クラシックとは本来、
-
- 「最上級」
- 「一級品」
という意味を持っているんですね。
知ってました?
なのでクラシック音楽は「古い音楽」ではなく「一級品の音楽」という意味なのです。
ではその一級品と判断される基準はなんだと思いますか?
実はその基準の1つに「時を超えるかどうか」があるのです。
いつの時代であっても、誰もが感動し、学びになる。
それがクラシックなのです。
歴史を遡れば、絵画にしろ書籍にしろ、今現存するものの何千倍という数があったはずです。
しかし、そのほとんどは歴史の中で消えてしまいました。
その中で現代まで生き続けているクラシックなコンテンツもあります。
クラシックは歴史のあらゆる淘汰を乗り越えてきたのです。
-
- レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画
- モーツアルトの曲
- シェイクスピアの戯曲
これらのクラシックも歴史のどこかで、
「これもう感動もしないし、学びもないからいらなくね?」
…と判断されたら、その時点で歴史の闇に消えていったことでしょう。
でもそうはならなかった。
それはいつの時代でも、誰もが感動し、学びが得られる一級品の存在だからです。
つまり「古い」からクラシックなのではなく、クラシックだから時を超えるのです。
そして僕がクラシックラウンジであなたに伝えたいのは、
「あなたにとってのクラシックはなんですか?」
…ということです。
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- 子供の頃から変わらないもの
- 環境が変わっても変化しないもの
- あなたの歴史の中でずっと情熱の結晶となるもの
- あなたにとって一番重要な価値観
子供の頃から変わらず、そしてこれからも大切にしていきたいあなたの一番大切な価値観はなんですか?
それがあなたの美学です。
あなたの美学を体現して生きることこそ、あなたの最高の状態を生きることにつながります。
それがクラシックに生きるということです。
大切なのは「あなたにとってのクラシック」ということ。
幸福の形が人それぞれのように、何がクラシック(最高)な状態なのかは人それぞれです。
これは当たり前のことを言っているように思うかもしれません。
でも実は僕らは知らない間に「社会的に幸福とされるもの」を目指すように教育されています。
いい大学を出て、いい企業に就職して、結婚して家庭を作って・・・みたいな。
これは少し激しい言い方をするなら ”洗脳” です。
なぜそんな洗脳をするのかを話すと長くなるので、もし興味があれば今後コラムで話してもいいかなと思っています。
まあ、一応ザッックリ話すと、
「戦後の経済成長のために工場で統率を取るため、大衆の思想を統一する必要があったから」
ということです。
もちろん、いい大学を出て、いい企業に就職して・・・という生き方が悪いと言っている訳ではありません。
しかし、その選択肢だけになっている状況はおかしいと思うのです。
「低俗な芸術家たちは常に他人の眼鏡をかける」
フランソワ=オーギュスト=ルネ・ロダン[彫刻家]
ロダンが言う「他人の眼鏡をかける」は「他人の価値観で生きる」と言うことです。
いい大学を出て、いい企業に就職して・・・という生き方が全てではないはずです。
でも親に言われたから…
学校の先生に言われたから…
周りがそうだから…
それは親や学校の先生の眼鏡で(価値観で)生きていくことになります。
その人生ってあなたの人生と言えますか?
「本当にその生き方が僕(私)にとってのクラシックか?」
まずはそうやって自問自答することが第一歩です。
歴史に名を刻む芸術家たちが「己の美」を追求してきたように。
ぜひクラシックラウンジを通してあなたの本来のクラシックを見出してください。
クラシックは本質的な原理原則である
クラシックは時を超えるという話をしました。
なぜ時を超えるのかというと、クラシックは僕らに物事の本質を見せてくれるからです。
クラシック=物事の本質的な原理原則
なのです。
ではなぜ本質が大事なのでしょうか?
それは本質が普遍的な原理原則だからです。
例えば古代ギリシア時代にアリストテレスという哲学者がいます。
西洋最大の哲学者と称され「万学の祖」とも呼ばれています。
そんなアリストテレスの著作は2000年以上たった現代でも書店に並んでいます。
それは2000年経っても人間の本質が変わらない証拠なのです。
普遍的な本質を学べるからこそ2000年という時を超えて現代でも価値を見出されているのです。
もし人間の本質を理解できたら、あらゆる事態に対処できるし、未来を予想することだってできます。
人間の行動心理は太古の昔から変わらないからです。
「歴史は繰り返す」という言葉がありますが、大切なのは「なぜ歴史は繰り返すのか」ということ。
それは人間が変わらないからです。
その人間の本質的な行動原理を知ることは、自分について知ることであるし、人間関係を作っていく上でも役に立ちます。
原理原則が分かれば未来を予想し、それに対して準備を始めることもできるのです。
クラシック(=本質的な原理原則)を知ることの大切さが分かってきましたか?
これは個人においても同じことが言えます。
クラシックに生きるとは、あなた自身の本質的な原理原則を大切に生きるということなのです。
あなたの周りの環境が変わっても、あなたを動かす本質的な原理原則は変わりません。
あなたが、
-
- 何が好きで
- 何が得意で
- 何が嫌いで
…といったような原理原則を理解できたら自然とあなたにとっての最善の選択が見えるのです。
それは自分の本質的な原理原則を理解すれば、
-
- 自分の本来の姿
- 自分の才能が最も開花する状態
- クラシックな状態とはどんな状態か?
こういったものを自分で見出すことができるということです。
そして自分自身の本質的な原理原則を基礎に、新たなチャレンジもできるようになります。
例えばファッションの世界ではクラシックに対応してモードという言葉があります。
モードとはフランス語でファッションと同義で使われる言葉ですが、日本では主に「最先端」というニュアンスで使われることが多いです。
そしてクラシックとモードは正反対のスタイルというイメージが一般的です。
でも実はクラシックとモードは相反するものではないのです。
正しい理解としては、クラシックを踏まえて乗り越えた先にモードがあるということ。
クラシックという基準があり、それに対するモード(最先端)が生まれるのです。
ファッション界で「モードの帝王」と言われたイヴ・サンローランはファッションデザイナー養成校時代にクラシックなカクテルドレスをデザインして最優秀賞を受賞しています。
モードとはクラシックを正しく理解した人が生み出せるものなのです。
もしクラシックを知らずにモダンなものを生み出そうとしたら、それは形だけのハリボテになります。
きっと「誰かの猿真似」という印象しか残らないでしょう。
それは本質(=クラシック)を理解できていないからです。
すでに話したように、クラシックとは古いという意味ではありません。
-
- 全ての土台であり本質
- 原点であり頂点
- 全ての原理原則
このようなイメージでしょう。
つまりクラシックとは数学でいう公式のようなものなのです。
公式が間違うとその後の計算が全てずれてしまいます。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた名画《モナリザ 》は後世に続くアートの土台になっています。
あなたは「本物そっくりに描かれた絵が上手な絵だ」と思っていませんか?
その「本物そっくり=上手」というアートの価値判断の基礎を作ったのがレオナルド・ダ・ヴィンチなのです。
レオナルドはアートの原理原則を築き、アート界の公式として成り立っているのです。
だからこそ《モナリザ》はアート界のクラシックとなりました。
クラシックに生きるとは、あなた自身の本質的な原理原則を大切に生きるということなのです。
あなたにとってのクラシックとは?
ここまで読んでくれたあなたは、冒頭で僕が言った、
クラシックとは、本質的な原理原則であり、最高の存在である
…という意味が理解できましたね。
そして大事なのは、
あなたはクラシックに生きているか?
ということです。
「クラシックに生きる」ことをあえて違う言葉で説明するとしたら、
自分の本質を理解し、あなただけが持っている才能を開花させて生きる
と言ったところでしょうか。
そのために必要なのが僕が日々伝えている「美学」という概念なのです。
美学とは今回の文脈でいうと、あなたの本質的な原理原則です。
美学を体現した芸術家的教育者はクラシックに生きています。
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- 本物の自分
- 純粋な自分
- 本質的な自分
- 本来の自分
- 最高の一級品の自分
それを自分で理解し、その状態を選択して生きているのです。
僕らは常に無限にある選択肢から1つの選択肢を選んで生きています。
それはその他の選択肢を捨てるということでもあるのです。
どうせならベストな選択をし続けたいですよね?
「でもどの選択が自分にとってベストかなんて分かんなくない?」
…と思いましたか?
選択に迷いが出てしまうのは選ぶ基準がないからです。
逆に言えば、選ぶ基準があれば選択に迷いはなくなります。
そしてその選択の基準こそが「美学」なのです。
あなたの美学に沿って選択したものがあなたにとってのベストな選択なのですから。
このように、美学を基準に選択をし続けた先にクラシックな人生が作られるのです。
ちなみに芸術家的教育者としてあなただけの才能を開花させて生きていれば、あなたがどんな仕事を選んでもクラシックに生きることができます。
ただ、どんな働き方でも芸術家的教育者として覚えておきたいのは、情報発信という発想です。
情報発信は職業に限らず、これからの時代に必須のスキルなのです。
この情報発信については、今後詳しくお伝していきますね。
芸術家的教育者としてあなたの才能を開花させた情報発信ができれば、自分らしく本当に好きなことを仕事にすることができます。
先ほども言いましたが、その仕事がどんな仕事でも関係ありません。
Webデザイナーでもいいし、
ライターでもいいし、
スタイリストでもいいし、
映画監督でもいいし、
パーソナルトレーナーでもいいです。
あなたが芸術家的教育者なら、本当にやりたい仕事を選ぶことができます。
あなたがその仕事を通して、芸術家的教育者としての生き方を発信すれば、ちゃんと人は集まってくるのです。
そもそも芸術家は美学を発信していると考えれば、情報発信者です。
彼らにとって美学を発信する一番良い方法が、絵画や音楽や詩だったということですね。
芸術家が発信するのに使っていた、絵具や楽器をMacBookに持ち替えて美学を発信する。
それが芸術家の生き方を現代版にアップデートした芸術家的教育者の生き方なのです。
逆に芸術家的教育者や情報発信という発想がないとどうなるでしょう?
自分には才能なんてないと思い込み、本当の自分が誰なのかもわからず、ただ与えられた仕事をこなしていくだけの毎日が続いていきます。
それではいくらでも代わりがいる存在にしかなれず、誰かに価値を決められる人生になってしまいます。
芸術家的教育者が本当にやりたいことをしながら、
場所や時間に縛られることなく皆に感謝されて働いている一方・・・
やりたくもない作業をただひたすら積み重ねて、場所も時間も(つまり人生を)他者に支配されながら、「早く帰りたい」とだけ考えて残りの仕事時間を確認するために時計の針を眺める人生を歩むことになります。
芸術家的教育者になるかならないかは、70億分の1の物語の主人公として生きるか、誰かの物語の脇役を生きるかという選択なのです。
クラシックラウンジとは?
僕はクラシックラウンジを、
「自分の本質を理解し、あなただけが持っている才能を開花させる準備をする待合所」
…というイメージで立ち上げました。
未来を担う芸術家的教育者たちがクラシックに生きていくために準備する場所をオンライン上に作ろうと思ったのです。
そしてココで成長する力を蓄えてもらおうと。
多くの人は、
-
- やりたいことはあるけど一歩踏み出せない
- 夢はあるけど最初に何をすればいいかわからない
…という悩みを抱えています。
それは「今の自分」から「理想の自分」へと続く道が見えていないからです。
なぜなら皆「今の自分」が手の届く範囲でしか物事を考えられないからなんですね。
「今の自分は〇〇だから…」
「今までやったことないから…」
「何もスキルとか持ってないし…」
みたいな感じ。
今の自分のスキルで選べる未来しか選択肢がないと思い込んでいるのです。
勝手に自分の限界を決めてしまっているんですね。
芸術家的教育者は全く逆の発想をします。
「まず僕(私)のクラシックな状態は何か?」
というゴールから逆算して考えるのです。
こうなりたい→そのためにコレを学ぶ!
という感じです。
逆転の発想ですね。
例えばグーグルマップで初めていく目的地までのルートを調べるとします。
あなたは最初に目的地にピンを設定しますよね?
ピンを設定したあとに、現在の場所から目的地までのルートが分かるのです。
例えばこんな感じ↓
あなたにとっての幸福は何か(クラシックとは?)
↓
その幸福を感じるための具体的なライフスタイルは?
↓
そのライフスタイルを実現する働き方は?
↓
その働き方に必要なスキルは?
↓
そのスキルを学ぶ方法は?
このようにクラシックなゴールから逆算して考えれば、自然とあなたにとっての最初の一歩がわかるのです。
だからこそ、まずあなたにとってのクラシック(目的地)を見出していく必要があるんですね。
多くの人はこの具体的な逆算のステップをしないから、「今の自分」から「理想の自分」までのルートが見えないのです。
だから最初の一歩が踏み出せないんですね。
そのためにクラシックラウンジは、あなたがクラシックに生きるまでの旅路をサポートします。
芸術家的教育者の仲間たちが新たなステージへ羽ばたいていくのに必要な力を蓄えるための待合所(ラウンジ)がクラシックラウンジなのです。
クラシックラウンジでは、
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- 改めて美学とはなんなのか
- 芸術家的教育者の情報発信のやり方
- 芸術家的教育ビジネスの構築方法
- オリジナルコンテンツの作り方
- 遠藤ユウが日々学んだこと
- 遠藤ユウの人生を変えたクラシックなコンテンツたち
などをコラムとして執筆していきます。
コラムはLINEで正しい順番でお送りしていきますが、もし「早く続きが読みたい!」ということでしたらいつでもお好きなペースで読んでいただいて構いません。
定期的に送られてくるタイミングに合わせてもいいし、自分のペースで読み進めてもOKです。
ぜひあなたのペースで学んでいただけたらと思います。
最後に…
あなたが今このページを読んでいるということは、あなたはクラシックラウンジのメンバーになったということです。
僕は「一見近寄りがたいけど仲間に対する愛情は深い」で定評のある男なので、クラシックラウンジを通してあなたに対しても愛情を持って接していきたいと思っています。
僕が膨大な時間とお金をかけて学んできたことを余すことなくシェアしていくので、ぜひ1万円払ったつもりでクラシックラウンジに参加してくださいね。
今日から「自分はクラシックラウンジのメンバーだ」ということを意識して、ぜひ一緒にクラシックラウンジを盛り上げていきましょう。
コラムの質問や感想等は大歓迎なので積極的にLINEの方へメッセージしてください。
数の限度はありますが、可能な限り僕もお返事させていただきます。
さあ、あなただけのクラシックを生きよう。